くいしんぼうあおむしの日記博物館

京都府京都市立桃陽総合支援学校 「くいしんぼうあおむしの日記 ~動植物の観察を通して人間関係を築く~」

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○こんな実践
 異なる4つの病院に入院している子ども達と学校とで交流を行うことをねらいとし、学校に動植物を常時観察できるようにリモートカメラを設置し、その成長記録をコラボノートで共有した実践である。
○注目ポイント
 長期入院を余儀なくされている子どもが、院外の様子を知ったり、院外の仲間と交流を行ったりすることのできる素晴らしい実践であると言える。たとえ院内学級という要素を除いたとしても、遠く離れた動植物の成長記録を実施できるという点において参考にできる。そのためたとえば、遠く離れた学校同士をつなげて「地域によるあさがおの成長の違い」といった実践に応用することも可能である。
学校 京都府京都市立桃陽総合支援学校
実践学年組 小学部・中学部
先生 谷口博美 先生 / 山口香里 先生
教科 特別活動

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実践の目的 桃陽の児童生徒は5つ病院に入院しているので、病院間での直接的なつながりはない。その環境の中で、同じ学校の一員として人間関係を築く。
実践のポイント・工夫
  • 4つの病院に入院している児童生徒が、動植物の成長記録をコラボノートで共有することにより、楽しみながら関係性が作れるように配慮した。
  • 生き物の名前や植物について、興味を持てるようなクイズを出すことにより、児童生徒がコメントしやすいように工夫した。
実践内容
  • 本校の畑や理科室で植物を育てる。常時観察できるようにリモートカメラを設置する。
  • 動物や植物の観察。4つの病院に入院している児童生徒は、感染対策上動植物と接することはできない。それを擬似的にリモートカメラやコラボノートで確認できるようにした。
  • コラボノートで、生き物の名前を募集。それぞれの意見を出し合い、投票で名前を決めた。
コラボノートを使用してよかった点
  • 病室外の世界を身近に感じることができた。
  • 感じた思いを児童生徒が自分でコメントし、共有することができた。
  • 入院している病院は違うが、情報を共有し児童生徒動詞が交流することができた。
  • 動植物を観察し、コラボノートを通じて興味を持つことや、ほっとする時間を過ごせていたことが確認できた。

作品一覧
H28年9月6日

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H28年9月12日

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H28年10月6日

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タウナギ名前投票

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投票ありがとう

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たうなぎ名前決定

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H28年10月27日

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にょろ武士君キャラクター

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H29年1月16日

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H29年1月17日

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H29年1月18日

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