「放送委員のあしあと」博物館 ~いつでもどこでも連絡し合うことができる、放送委員会の活動記録シート~

東京都渋谷区立代々木山谷小学校

○こんな実践
日々の活動記録をリアルタイムで記録し、それらが常にみえる形で共有されていることでふりかえり、新たな課題を見出すことができる。
○注目ポイント
日々の記録を残していく活動は多い。しかし、その記録をかかわりのあるすべての人とのリアルタイムな共有は難しい。コラボノートで行いうことで記録を常に目に見える形にしておくことができ、そのことで発想が広がり、新たな課題や提案を生み出すことが可能となる。カレンダーを使って記録していく方法は、時系列で表現されるため、順序立てて物事を判断する材料ともなる。
学校 東京都渋谷区立代々木山谷小学校
実践学年組 五学年と六学年の放送委員
先生 細川 卓郎 先生
教科 委員会活動(放送委員会)
実践の目的
  • 放送内容の予定を記録、確認し、児童と担当教員が相互連絡できるようにする。
  • 昼の放送で同じ曲目を流さないように、振り返りやすくする。
  • 委員会活動の時間を有効に活用する。
実践のポイント・工夫
  • 毎月の予定をカレンダー型のシートにふせんで記入し、担当者がいつでもどこでも活動内容を確認できるようにした点。
  • 今までは委員会活動の日の前半に行っていた反省を、コラボノート上の反省用ページに事前に記入してくるよう指導することで、振り返りの時間を省略し、企画会議の時間を長くとれるようにした点。
    注:本校の委員会活動は5年生と6年生から数名ずつ参加し、月曜日から金曜日までの5班編成で活動しています。
実践内容
    放送委員会活動用ページ 放送委員会の担当をしていますが、音量が小さかったり、放送内容について連絡したいことがあっても、担任でない学年・学級の児童にはなかなか連絡ができませんでした。また、委員会活動で毎月の反省を行うときに、過去の活動記録がないと振り返りに時間がかかってしまうことがありました。そこで、普段から活動記録を電子化させることで、相互連絡をスムーズにしました。
コラボノートを使用してよかった点
    コラボノートで委員会活動用のページを作ることで、予定の作成や反省、振り返りなどがいつでもできるようになり、担任以外の教員からも連絡を送ることができるようになりました。
    また、振り返りの時間が無くなることで、委員会活動での打ち合わせ時間を多く確保することができました。