「ふるさと再発見」博物館 ~わたしたちの愛知県~

愛知県岡崎市立生平小学校

画面イメージ

○こんな実践
社会の学習において、知識を個別に学んでいくのではなく、一人ひとりの意見や考えを相互に関連づけてまとめられる1枚のシートによって知識定着を図る。
○注目ポイント
知識の定着は、従来「繰り返し」覚えていくことが常套手段であった。しかし、ただ目的意識もなく機械的に繰り返し学習するのは定着も難しいし、時間的なロスも大きい。コラボノートで、一人ひとりの意見や考えをみえる形で1枚のシートで表現してまとめていく活動により、目的意識、相手意識を持つこと、自分たちで作り上げてきたこと、さらにその見やすさが知識の定着に役立った。
学校 愛知県岡崎市立生平小学校
実践学年組 四年一組
先生 石谷 遼一 先生
教科 社会
実践の目的
    愛知県内の地形や市町村、盛んな産業やその立地の特徴、交通網の発達を知り、地域への関心と愛着を持った子供の育成。
実践のポイント・工夫
  • キーボード入力に不慣れな児童もいたので、タブレットPCを中学校から借用して、ペンを使った直感的な操作ができるようにした。
  • 地図帳や資料を貼付することで、活動を焦点化し、全員が同じ資料を見ながら活動できるようにした。
実践内容
    番号は単元の中で何時間目に行ったかを示す。
    ①地図帳を使ってみよう →地図帳(紙媒体)
    ②愛知県ってどんな県 →コラボ、白地
    ③愛知県の地形 →コラボ、地形
    ④愛知県の土地利用 →コラボ、「おかざき
    ⑤愛知県の市町村 →コラボ、市町村の表(面積、人口
    ⑥⑦愛知県の工業 →コラボ、地図(工業分布)、資料
    ⑧⑨愛知県の農業 →コラボ、地図
    ⑩愛知県の交通網 →コラボ、地図(交通網
コラボノートを使用してよかった点
  • 低位の子供が、他の子の付箋を参考にして考えることができた。
  • 活字なので、字が上手に書けない子の意見もみんなが読むことができた。
  • 一画面に児童全員の意見が集約されるので、意見が把握しやすかった。
  • 目的に合った資料をカラーで、授業者の思い通りに配置することができた。