「海を越えた友達と共創アート」博物館 世界中の人と友達になろう」~台北市立螢橋國民小學校と協働学習を通して~

愛知県岡崎市立六ツ美北部小学校

画面イメージ

○こんな実践
日本の枠を超えた国際協働学習をコラボノートで実現した実践である。協働学習に必要な互いの学びの足跡が残すことできることで、思考を促し、互いの思いや願いがこもった一枚の絵を完成することができた。
○注目ポイント
国際交流のネタとして、本実践では「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」に参加し、一枚の絵を交流校と半分ずつ描いて共創する国際協働学習を展開しているが、まさに何かを共に創る活動は交流学習を成功させる大きなしかけである。さらに本実践における参考にすべきポイントは、その多様なつながり方であり、それに加えてコラボノートを活用することで距離の壁をなくし、常に互いがつながっている状態を生み出していることである。
学校 愛知県岡崎市立六ツ美北部小学校
実践学年組 特別支援学級
先生 杉山 康子 先生
教科 総合的な学習の時間・英語・図画工作
実践の目的
    「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」は、海外のパートナー校とインターネットを使って、世界共通のテーマについて学び合い、世界に訴えるメッセージを込めて一枚の壁画を半分ずつ描いて共創する国際協働学習です。
    今回の協働学習は、お互いの文化の似ているところや違いを学んでいます。そして、地球を大切にするためには、「世界中の人と友達になろう」というメッセージを伝えることになりました。
実践のポイント・工夫
  • お互いのことを知る活動は、コラボノートにまとめる、ビデオレターを制作する、Skypeで紹介し合うと3種類の方法を用いました。
  • 生物、食べ物、文化の共有には、コラボノートに感想や質問を書き込みました。
  • 台北市立螢橋國民小學校の友達が来日したときには、壁画の色塗りだけではなく、一緒に歌ったり、太鼓の演奏をしたり食事をしたり協働学習し、友達になることを体感できるようにしました。
実践内容
    自己紹介、学級・学校・地域紹介をコラボノートやビデオレターにまとめました。それらを見合ってから、スカイプで交流を行い、親近感をもちました。
    紹介し合った中から、太鼓の演奏や獅子舞など共通な文化を調べて互いに理解したり、台湾の民謡「拍手歌」の太鼓演奏や歌の練習をしたり、特色のある建物や自然を紹介し合う活動をしました。
    地球を大切にするためには、世界が平和であること、地球環境を守ることと相手校からの提案がありました。それを具体的に行動に移すことを考えて、私たちは、「世界中の人と友達になろう」というメッセージを考え、壁画のデザインを考えました。友達になるためには、活動を一緒にして仲良くすること、その活動内容に一緒に食事をしたり、音楽を演奏したりすることが良いと考え、中央に食事のテーブルや演奏ステージを設けました。そして、虹のレールで世界中に出かけようと台湾の電車と日本の電車を配置しました。それぞれの文化が対比と共有ができるように何度も話し合い最終的なデザインを決定しました。
    壁画の色塗りは、日本の部分から始めました。背景やステージなど共通部分は台湾の友達と一緒に色を塗りました。来日している間には、歌や太鼓の演奏を一緒にしたり、食事をしたり、壁画にデザインしたことを実際に行い、「友達になろう」を直接交流でより強い絆で実現することができました。
    その後、壁画が完成してから、壁画を完成させるための苦労や伝えたいメッセージについて、コラボノートにまとめたり、スカイプで伝えあったりしました。日本に壁画が届いてから、スカイプやコラボノートを使って、もう一度伝えたいメッセージを宣言する予定です。
コラボノートを使用してよかった点
    Skypeは、直接交流に近い臨場感や高揚感がある半面、その時に聞いた英語は記憶にとどめておくことが難しいです。コラボノートにその言葉を書きとめることで、読み返すことができ、次の思考の手掛かりにすることができました。
単元略案 「海を超えた友達と共創アート」博物館 (PDF:268KB)