「お店のポスターづくり」博物館 わたしたちの町 新町~「きらり☆アーケード」を見つけに行こう~

徳島県徳島市立新町小学校

画面イメージ

○こんな実践
身近な商店街の店の紹介をするポスターづくりを、コラボノートを活用することで専門家のアドバイスからのブラッシュアップが可能になった。また共有が容易であるため、試行錯誤を協働で行うことができた。
○注目ポイント
コラボノートの強みである協働作業が容易であるという利点を大いに活用した実践である。自分たちがつくった作品をコラボノートにアップすることで、一気にたくさんの目にふれる機会が増える。教師もいつでもどんなときでも支援が可能となる上に、専門家も関わってもらうことが容易となるため、今までの自分たちだけの相互評価での作品づくりから本物の作品づくりへと変化できるのである。
学校 徳島県徳島市立新町小学校
実践学年組 3年1組
先生 八波田 美幸 先生
教科 総合的な学習の時間
実践の目的
    商店街のすてき(きらり)を調査し、店を紹介するポスターを作成する。
    専門家のアドバイスをもとに、自分たちのポスターをよりよくするための方法を考える。
    商店街を探検したり、インタビューしたりしたことをポスターにまとめることを通して、まちの人の思いを知る。
実践のポイント・工夫
  • コラボノートを利用し、グループで協働してのポスター作製作業を紙ベースで行うより効果的に行った点。
  • ポスター作製時に、アドバイス機能を使用し、文字の大きさや、配置、キャッチコピーについてアドバイスを担任が行った点。
  • 専門家のアドバイスをもらうことで、ポスター作製をより効果的に行うことができた点。
実践内容
    この単元では、グループで調べたお店を紹介するためのポスターを作ります。写真を選び、店名と、グループで考えた店のキャッチコピーをグループで相談しながら、画面に入力していきます。作成中、アドバイス機能を使い、随時支援を行いました。また、出来上がったポスターを、専門家に見ていただき、ポスター作製についてアドバイスをいただきました。文字の色や大きさ、写真の選び方、キャッチコピーと写真の関係など、専門家ならではの視点でのアドバイスをいただき、どこをどう直せばよいのか話し合う際の手助けとなりました。アドバイスをいただいた内容について、再度話し合い、よりよいポスターになるように、作り直しました。
コラボノートを使用してよかった点
    昨年度は、同じ内容を紙媒体で行いました。コラボノートを使用することで、グループでの協働作業をスムーズに行うことができました。写真や文字の位置、大きさ、配置など、何度も簡単にやり直しができること、また、手書きと異なり、出来上がったポスターが本格的なものとなったことなど、本物を体験することができたと思います。何より、プロの方からアドバイスをいただけたことで、満足できる作品が出来上がり、店の人にも喜んでもらえたという達成感を味わうことができました。
単元略案 「お店のポスターづくり」博物館 (PDF:184KB)